東京オリンピックの聖火リレーは、2日目を迎えました。最終日のきょうは渋川市を出発し、ゴール地点の高崎市のGメッセ群馬を目指しました。群馬県内を巡る聖火リレー、31日は、北毛・西毛地域の8市町村で行われました。
県内2日目の聖火リレーは渋川市伊香保温泉の石段街をスタートします。沿道で、マスクの着用と密の回避、 さらに拍手での応援が呼びかけられる中、聖火リレーが行われました。
第一走者は、みなかみ町の中学生北山 瑠那さんです。北山さんは馬術競技の県の育成・強化選手の一人でオリンピックを目指しています。
このあと第二走者の榛東村の高校生間船 音和さんに聖火が繋がれました。そして、おととい名称が決まった、伊香保温泉石段街下の広場「だんだん広場」で、間船さんから唐沢 剣也さんにトーチキス。
東京パラリンピック陸上競技全盲2クラスの代表に内定している唐沢さんは、「周囲の支えに感謝したい。自分が走ることで障害者スポーツへの理解が深まれば」とコメントしました。
このあと、聖火は、沼田市そして川場村へと引き継がれました。川場村では、上州武尊太鼓連が演奏を披露し、スタートに花を添えました。
第一走者は、山道を走るトレイルランやスキーでも活躍す地元の女性アスリート星野 緑さんです。
外山村長から星野さんのトーチに希望の火が灯されると、星野さんは、力強く走り出しました。星野さんは、「武尊山の恵みが豊富な川場村を多くの方に知ってほしい」との思いで、聖火ランナーを志望したといいます。
続いて聖火は、長野原町へ引き継がれました。長野原町の最終ランナーは、東吾妻町出身でドラマや映画、舞台でも活躍する俳優の町田 啓太さんです。
町田さんは、「皆様の想いを大切に走らせていただきたいです」とコメントし、八ッ場大橋の直線200メートルを走りました。
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