パイナップルを食べて、台湾に興味を持ってもらおうと、群馬県館林市の小中学校で、学校給食のデザートに台湾産パイナップルが振る舞われました。
館林市内16の全ての小中学校で提供されたこのパイナップルは、台湾と、文化やスポーツなど様々な分野で交流を行う「館林日台親善交流協会」などが台湾から購入したものです。
交流協会では、台湾との友好関係を子どもたちに知ってもらおうと、台湾からパイナップル100ケース約800個を購入し、市の学校給食センターに贈っていました。台湾産パイナップルは、甘みが強く、芯まで食べられるほど、肉質が柔らかいのが特徴です。
この日は、中学校5校で提供され、多々良中では、全校生徒約370人と教職員が味わいました。
生徒たちは、「みずみずしくておいしい」「普段食べているものより甘い」と話していました。
協会によりますと、今年3月、最大の出荷先である中国の輸入禁止措置を受け、日本各地で「台湾産パイナップルを食べよう」という支援の輪が広がっているということです。
