高塚愛宕地蔵尊【幸先詣】大分旅行
高塚愛宕地蔵尊
今から約1200年前、高層の行基(ぎょうき)が巡礼中、霊気高い日田(高塚)の地にとどまり、ここで一体の地蔵菩薩を彫りました。行基亡き後、地元の人がこの地蔵菩薩を祀ったのが、高塚地蔵尊の始まりとされてます。
お地蔵さん、いわゆる地蔵菩薩は、悩み苦しむ人々を慈悲の心で包み込み、救うとされ、また一方では子供の守り神として昔から身近な存在でもあります。
ここ高塚さんの地蔵も、本来は乳の出をよくする地蔵として知られていましたが、次第に病気平癒をはじめ、学業成就、商売繁盛などの諸願成就にご利益があると評判となり、現在では、年間200万人を越す参拝客が訪れるまでに。その願いごとは一生に一度は叶えてくれるという評判で、全国からも参拝客が絶えないそうです。
ここは神社?寺?と思わせる様式があちこちに・・。鳥居をくぐり神社拝殿に続くまっすぐ伸びる階段の参道の途中には、通常お寺にある鐘堂があったり、お線香をたてる箇所もあり一見お寺のようです。
登り切った拝殿で参拝する際も、よく見ると左には鈴、その右横には鐘があり、神仏混淆の様式に驚くかもしれません。参拝方法に少々とまどいそうな不思議な感覚・・。
参拝の際は地蔵菩薩の真言「おん。かかかび。さんまえい。そわか。」と唱えながら参拝しましょう。
高塚愛宕地蔵尊のご利益の評判は九州一円のみならず、全国から足を運ぶ人もいるほど。その証拠に、神殿の壁のまわりにはぐるりと一面、おびただしい数の人々の思いがびっしり紙に込められて貼られています。
「願い紙」と呼ばれるその用紙1枚1枚から真剣さが伝わってきます。
このほか、神殿の裏に祀られたお地蔵さんを抱えて願いごとをする「おかかえ地蔵」さんや、長い参拝トンネル「一念堂」では、お地蔵さんの化身といわれる「閻魔大王(えんまだいおう)」さんをはじめ、さまざまな数のお地蔵さんに出会えます。
約1200年前、行基がこの地を訪れ、高い霊気の場所としてこの地にとどまり地蔵菩薩に一心に祈ったところ、光輝く宝珠が現れたといいます。その宝珠が見つかった木が乳銀杏と呼ばれ、このまっすぐそびえ立つ写真のご霊木がそう。
県の天然記念物にも指定されており、また子宝を望む人や、安産を祈願して妊婦さんの参拝も多いようです。実際近くにいくと、樹齢1000年を超す重みを感じます。ぜひ触れてそのパワーを感じてみて
〒879-4121
大分県日田市天瀬町馬原3740
フリーダイヤル 0120-417-381 (AM8:00~PM5:00)
線香ろうそく¥50〜
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