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ちょっとだけ下品な言葉使い?
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おそらく皆さんお気づきかと思いますが、ネイティブの日常会話では「Cuss Words」や「Swear words」と言われる、いわゆる下品で汚い言葉(FuckやShitなどの罵り言葉)を使うのは珍しいことではありません。というか、友達同士の会話では常識と言っても過言ではないので、英語を自然に話せるようになるには知っておく必要があるでしょう。しかし、それぞの言葉の意味や重みをしっかり理解せずやみくもに使うと、相手の気分を害したり傷付けたりすることにもなる得るので、今回は罵り言葉でも表現が和らげられた言い回しをご紹介します。
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1) Fuck → Fudge・Frick
→「くそっ!」
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既にご存知かと思いますが、Fuckはネイティブの日常会話では頻繁に使われる言葉の一つです。一般的に怒りの気持ちを示す役割、または友達同士との会話でのいわゆる“タメ口”のような使われ方をします。しかし、子供の前やフォーマルな場などFuckを使うのが不適切な状況では、Fuckの代わりにFudgeやFrickが使われます。
✔「Fucking」の場合は「Freaking」や「Effin」が使われる。
✔Fudgeは本来「クリーミーなチョコレート」を意味する。Frickは特に意味はない。
✔こんな言葉の遊びもする!
「Back the fuck up(下がれ!すっこんでろ!)」→「Back the truck up!」
「Shut the fuck up!(だまれ!)」→「Shut the front door!」
<例文>
What the frick are you doing? Quit lagging. Hurry up!
(一体、何しているんだよ?ぐずぐずしないで早くしてよ!)
I want to go home. I'm so freaking/effin tired!
(家に帰りたい。メッチャ疲れた!)
Ah, fudge! I forgot to lock the door. We have to go back.
(やってもうた、鍵するん忘れたわ。家に戻らな。)
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2) Shit → Shoot・Crap
→「しまった」
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Shitもネイティブがよく口にする表現で、一般的に何か失敗やミスを犯したときに思わず口にする「しまった!」の意味として用いられますが、「This tastes like shit.(これ、まずい)」や「I feel like shit.(体調が悪い)」のように他にも様々な用法があります。しかし、Shitの本来の意味は「排便・大便」ということからも、やはり下品で汚い響きがあるので、そのような(汚い)表現をするのが不適切な場では、下品な響きのないshootまたはcrapをShitの代わりに使いましょう。因みに日常会話では、「排泄・大便」の意味としても使うのも一般的です。
✔「しまった!」として使う場合は、ShootとCrapの両方使えるが、それ以外の意味は基本的にcrapになる。
✔Shitの形容詞は「Shitty」で、その丁寧な言い回しが「crappy」。
✔驚いたときの「Holy shit!(うわっ!)」を丁寧に言うと「Holy cow!」。
<例文>
Shoot! I forgot to make a reservation. I'll call the restaurant right now.
(しまった!予約を入れるのを忘れた。今すぐレストランに電話するよ。)
I think I got food poisoning. I feel like crap.
(食中毒になったかも。気持ち悪い〜)
I'm having a crappy day. It's just one of those days when nothing goes right.
(最悪の一日や。何やってもあかん日やわ。)
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3) Damn → Dang・Darn
→「うわっ / くそっ」
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Damnは基本的に2つの状況で使われます。1つ目は、驚きや怒り、悔しさの気持ちを示すとき、またはその気持ちを強調するとき。2つ目は、失敗やミスをしたときに呟く「ちくしょう!」と同じ用法です。Damnは、FuckやShitと比べるとそこまで下品な響きはありませんが、やはり子供の前やフォーマルな場での使用は好ましくないので、代わりに「dang」や「darn」が丁寧な言い回しとして使われます。Darnはちょっと古い言い方で年配の人が使う傾向があり、一方でdangはより若者向けの言い方になります。
✔Damnの代わりにDammitという言いこともあり、その丁寧な言い回しは「dang it」。
✔Dangは良いことに対する驚きとしてもよく使れ、その場合は「すげー!」に相当する。
<例文>
Darn! We just missed the bus. The next one isn't coming for another hour.
(やってもうた!ぎりぎりバス逃してもうたわ。次のバスは1時間後やで。)
It's so loud in here! Turn the dang volume down!
(音楽うるさいって!音量下げて!)
You got a perfect score on the TOEIC test? Dang! That's impressive.
(TOEICで満点とったの?すげーな!よくやったじゃん!)
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4) Ass → butt
→「バカ・アホ」
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Assは本来、動物のロバを意味する単語で、そこから派生をして間抜けな人やバカな人のことを表すようになりました。また同時にAssは「お尻」も意味することから、意味は同じですが、そこまで下品な響きでないbuttが丁寧な言い回しとして使われています。例えば「Pain in the ass(面倒くさい)」を「Pain in the butt」、「Kick your ass(ぼこぼこにする)」を「Kick your butt」のように表現することができます。
✔Assは「funny ass guy(超おもしろい人)」や「Tall ass person(背がめっちゃ高い人)」のようにポジティブな意味合いとしても使われ、日本語の「超」や「めっちゃ」に相当する。その場合は、buttを置き換えることはできない。
<例文>
Applying for a visa is such a pain in the butt.
(ビザの申請は本当に厄介です。)
Did you see the boxing match last night? The reigning champ got his butt kicked!
(昨日のボクシングの試合見た?元チャンピオンがぼこぼこにされたよ。)
Mike is a cool ass dude. I'm sure you'll like him.
(マイクはめっちゃいいやつだよ。絶対に気にいると思う。)
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5) Hell → Heck
→「驚きの気持ちや怒りの気持ちを強調」
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Hellおよび丁寧な言い回しのHeckは、状況により様々な意味合いとして使われますが、一般的には驚きの気持ちや怒りの気持ちを強調するときに用いられます。例えば、友達にいきなり頭を叩かれたら「What the hell/heck, man?(一体何だよ?)」と言ったり、フルマラソンに参加しないか誘われたが「絶対ヤダ!」と返事する場合は「hell/heck no」と言ったりします。Hellは「地獄」を意味し、面識のない人の前で使うと冷ややかな目で見られることがあるので、親しくない人との会話ではHellの代わりにheckを使いましょう。
✔下記「Hell/Heck」を使った定番の表現。
「Who/What/Where/Why/When/How the hell/heck is _____?」
→「〜は一体誰/何/どこ/いつ/どうやって?」
「Hell/Heck yes/no」→「もちろん / 絶対ヤダ」
「Just for the hell/heck of it」→「騙されたと思って」
「One hell/heck of a _____」→「素晴らしい〜」
<例文>
Where the heck did he go? He's been gone for over an hour.
(彼は一体どこへ行ったの?もう1時間以上たってるよ。)
Are you asking me if I want to go snowboarding this weekend? Heck yeah!
(今週末スノボーに行きたいかって?もちろん(行くよ)!)
That was one heck of a ball game.
(素晴らしい試合だったね。)
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6) Jesus → Jeez / God → Goodness (Gosh)
→「何てことだ!」
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びっくりした時や信じられない気持ちを表す時によく使われる表現です。日本の皆さんもよくご存知かと思いますが、アメリカ人は「Oh my god」をよく口にします。しかし宗教的な問題から、Jesus(イエス・キリスト)やGod(神様)をスラングとして使うのは基本的にはNGです。辺り構わず軽率に使うと(特に熱心な宗教家の人の前で使うと)相手を怒らせたり傷つけてしまったりするなどトラブルにもなり兼ねないので十分に気をつけましょう。一般的にアメリカでは、Jesusの代わりにJeez、Godの代わりにGoodnessやGoshが丁寧な言い回しとして使われています。
✔「Jesus! / Jeez!」→「なんてこった、あら、嘘でしょう、わ〜」
✔「Oh my god/goodness/gosh」→「何てことだ、信じられない、どうしよう」
<例文>
You gambled all your money away? Jeez. You have to be more responsible.
(博打でお金を使い果たした?嘘でしょう。もっと責任を持たないと。)
Oh my goodness! Your dog ate the chocolate that was on the table!
(どうしよう!あなたの犬がテーブルの上にあったチョコレートを食べたちゃったよ!)
Gosh. I can't believe you got another speeding ticket. That's your second one this week!
(信じられへん、自分またスピード違反で捕まったんかいな。今週、これで2回目やで!)
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「Ain't」は自然な響きがあるけども・・・
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英語で映画やドラマをよくみる方、まはた仲良しのネイティブの友達がいる方は、「ain't」と言う表現をよく耳にしませんか?この表現はスラングの中でもちょっと「汚い」ともいえる言い方のため、学校の教科書や一般的な市販の教材で英語の勉強されている方には馴染みがないかと思います。しかしネイティブ同士、特に仲の良い間ではよく使われる表現なので、使うか使わないかは別として、意味や用法だけは覚えておきましょう。
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Ain't
→「〜でない」
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「Ain’t」は基本的に「am not」「are not」「is not」「has not」「have not」の全ての短縮系として用いることのできる表現です。しかし実際は「am/are/is not」を短縮する場合に使われるのが一般的です。話し言葉として使う非常にインフォーマルな表現で、特に何かを強調して言いたい状況で用いられます。例えば、既に断ったのにも関わらず、しつこくカラオケに行こうと誘ってくる友達に「How many times do I have to tell you? I ain't (am not) going!(何回も言ってるでしょ!行かないって言ったじゃん!)」といった具合に使います。しかし、「教養がない」や「下品」などといったマイナスな印象を与えることもあるので、文章を書く時やフォーマルな場での使用は避け、会話でもあまり使い過ぎないほうが無難です。
✔「I am not」→「I ain't」
✔「You/They/We are not」→「You/They/We ain't」
✔「He/She is not」→「He/She ain't」
✔「Ain't」を使った代表的な決まり文句。
「If it ain't broke, don't fix it.(壊れていないものを修理するな)」
「Ain't that the truth.(本当にそうですよね)」
<例文>
I ain't (am not) working for free!
(タダ働きなんてするもんかっ!)
This ain't (is not) the right one! I told you to buy the organic kind. You're so useless.
(これちゃうって!オーガニックの買ってきて言うたやんか!自分、ほんま役たてへんな〜。)
I got in a fight with my girlfriend and she ain't (is not) talking to me.
(喧嘩して彼女が口をきいてくれない・・・)
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アメリカの若者は「Bomb」をこう使う
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ニュースや社会時勢などの内容をもとに英語の勉強をされている方にとって、爆弾や爆撃を意味する「Bomb」は良く耳にする単語かと思います。しかしこの「Bomb」という単語、実はネイティブの日常会話、特に若者の間では様々なスラングとしても用いられているので、今日はその中でも代表的なフレーズを4つご紹介します。
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1) It's the bomb
→「(物凄く)美味しい」
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食べ物や飲み物が「超うまい!」と表す際によく使われる口語的な言い方です。“delicious”の代わりに“bomb”を用いて表現します。例えば、「This hamburger is delicious!(このハンバーガー美味しい!)」の代わりに「This hamburger is the bomb!(このハンバーガー最高に美味い!)」と表現します。
✔使い方:「〜が物凄く美味しい」→「_____ is the bomb」。ここでは“bomb”の前に“the”を加えることがポイント。
✔「〜めっちゃ美味しそう」と言う場合は「_____ looks bomb.」で、ここでは“the”は必要なし。
<例文>
This is the best pizza I've ever had. It's the bomb!
(これまでに食べた中でもベストのピザだね。めっちゃ美味しい!)
That looks bomb. Can I have a bite?
(それ、すごく美味しそうだね。一口もらってもいい?)
My buddy makes the bomb salsa.
(私の友達は最高に美味しいサルサを作ります。)
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2) I bombed it
→「大失敗した・失態をおかした」
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プレゼンや面接、スピーチや演奏などを失敗したことを表現する際によく使われるフレーズです。あまりにも悲惨な失敗で泣きたくなるような心境を示すニュアンスがあります。また「試験に落ちる」を「I bombed the test.」と表現することも出来ます。
✔使い方:「〜を大失敗した」→「I bombed the _____.」
✔“totally”や“completely”を“bomb”の前に加えて、強調する言い方もよくされる。
<例文>
I bombed my presentation today. I'm so embarrassed.
(今日のプレゼンは大失敗でした。とても恥ずかしい・・・)
Tom said he bombed his job interview.
(トムさんは、就職の面接で大失態をおかしたようです。)
Have you ever bombed on stage?
(出演中に大失敗をしたことはありますか?)
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3) Photobomb
→「関係ない人が写真に写っていること」
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この表現は、意図しないところに関係のない人が偶然写ってしまっていた為に台無しになった写真、または友達が自分とは関係ないところで写真を撮ろうとしている時に、ふざけて故意にその写真に紛れ込む行為を意味します。
✔動詞または名詞として用いる。
<例文>
Jason loves to photobomb pictures. He always makes that same weird face.
(ジェイソンは人の写真に紛れ込むが大好きだよね。しかも、あのいつもの変顔で。)
This dude in the back totally photobombed our picture.
(この後ろにおる人、うちらの写真を完全に台無しにしとるがな。)
Check out some of these photobombs. They're hilarious.
(この台無しになった写真[フォトボム]を見て。超おもしろい!)
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4) Drop the F-bomb
→「〜が“Fuck”と言う」
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誰でも“Fuck”という単語は、下品で汚い表現ということは理解しているかと思います。しかしアメリカでは、友達同士や仲の良い人との会話において“Fuck”という言葉を口にするのは良くあることから、自分は使いたくないと思っていても、どうしても言わざるを得ない状況があります。そんな時にこのフレーズ「Drop the F-bomb」が用いられます。例えば「〜がFuckと言った」と失礼なく表現したい場合は「He/She dropped the F-bomb.(彼/彼女が“Fuck”と言いました)」となります。“F-bomb”は“Fuck”の丁寧な言い回しになりますが、基本的に「Drop the F-bomb」の組み合わせで使います。
✔「F-Bomb」の代わりに「F-word」とも言う。その場合は「Say the F-Word」の組み合わせで表現する。
<例文>
My English teacher dropped the F-bomb in class today.
(今日、私の英語の先生が授業中に「Fuck」と言いました。)
I don't think it's appropriate to drop the F-bomb in that situation.
(その状況で「Fuck」を使うのは良くないと思います。)
Joshua always drops the F-bomb. He has a foul mouth.
(ジョシュアはいっつも「Fuck」って言うねん。ほんま言葉遣いが下品やわ。)
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