ぐっすりと眠るのに最適な、エアコンのタイマー設定は?
興味深い実験があります。タイマーの設定時間ごとに、睡眠後の平均皮膚温、深部体温などの生理的変化を測定したものです。この実験によると、タイマー設定1.5時間の場合が最も睡眠に良くない。つまり、室温が上昇するのに伴い30分遅れで平均皮膚温、深部体温の上昇がおき、心拍数の増加につながるそうです。
体温が下がっていくときに、睡眠は深まり、結果としてグッスリと眠れます。ですから、体温上昇は睡眠を妨げることになるのです。エアコンのタイマー設定は、1~2時間という人は多いでしょうから、注意しましょう。
睡眠中の体温を下げる最も簡単な方法は入浴です。入浴後の気化熱によって、丁度良いペースで体温が低下していくので、入浴によるリラックス効果とは別ない機序で、睡眠を深める効果があります。
Search