２年ぶりに午前中に映画を見た！
『若おかみは小学生！』がおもしろい、という噂を耳にした。どうみても小学生向けの絵柄。これが本当におもしろいのか？ しかし、常に情報をニュートラルに受け止める私としては、「おもしろい」と聞いて、無視することはできない。とりあえず見て、確認しないと。
しかしながら、二子玉川の映画館では、既に１日１回上映になっていて、それも朝８時５５分の回しかないという。
私は、午前中は「執筆」の時間なので、基本、午前中は毎日執筆します。遊びにも行かないし、打ち合わせもしないし、ランチ会などのお昼のイベントにも参加しません。
ということで、年間100本映画を見る私が、午前中に映画を見たのは、多分２年ほど前のこと。
しかし、それでも気になる『若おかみは小学生！』。
昨日、古武術の稽古をしっかりしたせいか、いつもより１時間早くスッキリと目覚め。いつもより１時間早くパソコンに向かう。
朝８時５５分まで、まだ１時間以上もあることに気付く。
これは、『若おかみは小学生！』を見れということか。
午前中の貴重なゴールデンタイムを使ってでも、実の映画は見ておいた方か良さそうな予感が走る。
『若おかみは小学生！』をチケットを購入しようと、映画館の画面を開くと、ななななんと驚くべきことに
『若おかみは小学生！』が
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『若おかみは小学生！』の上映時間が、
１１時２５分に変更になっていた。
あいかわらずの１日１回ではあるが。
つつつつつ、ついてる！！
瞬時に判断、３秒で予約。
映画開始まで、３時間半もある！
ということで、その時間を使って、１日の仕事のほとんどを終了させて、映画館に向かった。
午前中は映画を見ないというポリシーを曲げててまで、みずからのゴールデンタイムを使ってまで見た、
『若おかみは小学生！』の出来はどうだったの？
ななななんとと、は
『若おかみは小学生！』が
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チョーおもしろかった！！
「魂を揺さぶる映画を見たい！」という私の欲求を満たしてくれた。魂が「プチ」揺さぶれた。
とにかく主人公の若おかみの「おっこ」が、チョーポジティブで、チョー前向き。見ているだけで、こちらも気分が明るくなり、癒やされる。
子供ってぽい絵柄からは想像もできない、繊細な人物描写。風景の描写。あるいは、小動物や食べ物の描画にもこだわりがあり、アニメ、映像としてのおもしろさを持ち合わせている。
さらに、温泉宿の情緒、おもてなしの心、神楽という神事（かみごと）などの、日本の文化、伝統を盛り込むことで、圧倒的に深い映画になっている。
絵柄だけが唯一残念だが、正直、実写版が見たいし、テレビドラマ化して欲しいと思った。おこっには、子役時代の安達祐実がピッタリだ。「これ、もっともっと見たい！」そんな欲求にかられる映画は、滅多にない。
『夏目友人帳』の３倍楽しめた。
本当に見逃さなくてよかった。
