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野菜不足 症状 在 腸活webメディア「腸内革命」 Facebook 的精選貼文
冬になると毎年話題になるインフルエンザの大流行! 毎年、インフルエンザの流行が来るたびに感染し、つらい思いをしている人も多いですよね。一方で、インフルエンザウイルスはきれいにスルーして、生まれてから1回もかかったことがないという人もいます。 今年も私の友人で、3か月の間に2回もかかってしまった人がいました。予防接種も打ち、マスクをし、手洗いやうがいもし、本人は万全の対策をしていると思っているにも関わらずです。 今回は、インフルエンザにかかる人とかからない人の違いをひも解きながら、効果的で最新のインフルエンザの予防法について一緒に考えてみましょう。 インフルエンザとは? まずは、インフルエンザについておさらいです。 国立感染症研究所による定義は以下の通りです。 インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症であるが、「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である。 参考:国立感染症研究所 インフルエンザは日本だけでなく、毎年世界中で流行するウイルス感染です。インフルエンザには、A・B・Cの3つの型があり、A型とB型が流行の中心になっています。 普通の風邪よりか症状は重く、倦怠感や高熱に襲われたり、高齢者や免疫力の弱い方の場合はインフルエンザ感染をきっかけに大きな病気につながることもあります。 インフルエンザの感染経路 インフルエンザウイルスは、飛沫感染によるものが多いと言われています。 すでにインフルエンザに感染している人のくしゃみや咳によって、小さい粒子が飛び散り、その粒子が周囲の人の気道に侵入することによって感染します。 また、壁やドアの取っ手、共同で使う食器や電車のつり革などから手にインフルエンザウイルスが付き、その手で鼻や口を触ることで粘膜に付着し、感染してしまうケースも少なくありません。 インフルエンザについて基礎的なことがおさらいできたところで、インフルエンザ予防の方法について、考えてみましょう。 インフルエンザ予防のメカニズム インフルエンザを予防するためには、大きく2つの方法があります。 インフルエンザウイルスを体内に入れないこと インフルエンザウイルスが体内に入っても、除去すること インフルエンザウイルスに感染するまでには、実は2つの段階があります。 まずは「体内に入れないこと」です。ウイルスと出会わなければ、感染のしようがありませんし、インフルエンザの発症にももちろんつながりません。 そしてインフルエンザウイルスがもし体内に入ってしまったとしても、除去することができれば問題ありません。 ウイルスと出会わない方法 1段階目のウイルスと出会わない方法を徹底するのは、むずかしいかもしれません。 もちろん、誰とも時間を共有せず、全く外出しない生活をしていれば、比較的出会わないことはできますが、それはなかなか難しいことです。 最低限やっておくべき予防法としては、手洗いやうがいです。 私たちの生活の中には、複数人で共同使用しているものが多いので、なるべくこまめに手洗いやうがいをすることで、自分で自分の口や鼻にインフルエンザウイルスを運ばないようにすることが重要です。 ウイルスを除去する方法 1段階目のウイルスと出会わない方法に完璧を求めることは、とても難しいです。 だから、現実的には、ウイルスと出会っても除去できる体にしておくことが、インフルエンザ予防の中心施策になります。 そう、免疫力の強化です!笑 実はインフルエンザの予防接種もこの免疫力の強化方法の1つです。 インフルエンザワクチンは、私たちの体にもともと備わっている、「免疫記憶」を助けてくれるものです。 ヒトには昔かかった病原体を覚えておいて、合ったことがある病原体は除去することができる力を持っています。インフルエンザの予防接種は、免疫細胞に「会ったことある!」と思わせることで、インフルエンザにかからないようにしてくれます。 インフルエンザの予防接種が難しいのは、ちょっと種類が違うと「会ったことある!」と思えない場合もあることです。だから、当たり前ですが100%予防できる方法ではありません。 インフルエンザワクチンも大事ですが、そもそも自分の体に備わっている免疫力をあげることが、インフルエンザウイルスの撃退のためにとても重要なのです。 インフルエンザと免疫力 インフルエンザによくかかる人とかからない人の違いは、その人の体に備わっている免疫力の違いです。 インフルエンザワクチンが効くか効かないかは、ちょっと運も重要ですが、そもそも強靭な免疫細胞が備わっていたなら、運のあるなしに関わらず、自分の体をインフルエンザウイルスから守ることができるからです。 腸内細菌ってすごい! 強靭な免疫力をつけるために、最近とても注目されているのが、腸内細菌です。 先日、東京大学の一戸猛志准教授らが発表した論文によると、なんと腸内細菌たちが体内で作ってくれる物質が、インフルエンザウイルスを排除してくれる可能性があるというのです。 米科学アカデミー紀要に掲載された内容によると、以下のことがわかりました。 ・腸内細菌たちが作る物質に短鎖脂肪酸と呼ばれる酸がある。 ・インフルエンザウイルスへの免疫反応が低下したマウスに、短鎖脂肪酸のうちの酢酸、酪酸、プロピオン酸の3種類を投与した。 ・その結果、インフルエンザウイルスを排除する免疫反応が回復した。 参考: High ambient temperature dampens adaptive immune responses to influenza A virus infection まだマウス実験ではありますが、ヒトでも同じ影響があるかどうか、引き続き研究が行われるのだそうです。 短鎖脂肪酸は、腸内細菌たちが作る物質のうち、ヒトの健康にかかわりが高い物質としていろんな研究が進められています。 もしヒトでも同じ結果がでるのであれば、やはりインフルエンザにかかる人とかからない人の違いは、腸にいる腸内細菌たちの組成の違いだということが明確になります。 インフルエンザ予防のためには、腸内環境を整えて、短鎖脂肪酸をたくさん作ってくれる腸内細菌を増やしたほうが良いのかもしれません。 まとめ インフルエンザを予防するためには、インフルエンザウイルスを体内に入れないこと、そして、インフルエンザウイルスが体内に入っても、除去することが大事でした。 インフルエンザウイルスを全く体内に入れない生活はかなり難しいので、インフルエンザウイルスが体内に入っても、ちゃんと除去できる免疫力を高めることが重要です。 免疫力を高めるためには短鎖脂肪酸を作ってくれる腸内細菌を腸に飼っておくことがかなり重要であることもわかりました。 そのためにおすすめなのは、やっぱり食物繊維の多い食事です。普段から野菜不足にならないように、偏食はせず、バランスの取れた食生活を心がけてみてください。 参考にしてみてくださいね。
https://www.chounaikankyou.club/article/influenza.html
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